こんにちは。
私はいま一日一食の生活をしています。
その一日一食ですら、たまに食べることを忘れてしまうこともあります。笑
私がそう話すとたいていの方は
- 信じられない
- 自分には出来ない
- 栄養は大丈夫?
と、こういった反応をします。
でも私も半年前までは一日三食きっちり、しかも、おやつもたくさん食べていました。それが今ではすっかり一日一食です。
じゃあ、根性で頑張ったんだ?
と、思いますよね。
いえ、根性など必要ありません。
自然に一日三食から一日一食になってしまったのです。
決して無理などしていません。
それは一体どういうことなのか?
それは、人間の体について勉強したことによって、空腹を感じなくなることが出来たのです。
空腹を感じないから一日一食で過ごすことが出来るのです。
空腹さえ感じなければ、ダイエットはものすごく楽です。半年で17kg痩せました。
今回、なぜ私が一日一食に移行できたのか、本当に根性や気合いが必要ないのか、その辺りのことをお話します。
目次
意外に多い、一日一食で過ごす芸能人
一日一食で過ごす芸能人の方って、結構いるんですよね。
- タモリ
- ビートたけし
- 福山雅治
- GACKT
- 片岡鶴太郎
思いつく限りでも、こんなにいました。ここに挙げなかった方でも、まだまだいらっしゃるはずです。
私もはじめは一日一食で過ごすこんな芸能人の方々を、一日一食で過ごすなんて信じられない、かくれてなんか食ってんだろ、と思っていました。
でも、実際には一日一食で過ごすのは思っていたよりもずっと簡単でした。
一日一食で過ごすことのメリット
一日一食で過ごすのは、一日三食のときよりもすごく楽です。何が楽かというと
- 食費がかからずに済むようになった
- 食事にわずわされなくなった
- 空腹のイライラが無くなった
- 疲れにくくなった
- 睡眠時間が短くて済むようになった
などです。
食費は全然かからなくなりました。一食500円×三食×一ヶ月でおよそ四万五千円が、単純に三分の一の一万五千円で済むのですから。
食事の準備や、外出先での食事にわずらわされることが無くなりました。
特に外出先での食事。
レストランを探す手間や、せっかくレストランに入っても昼時で混雑していたりとなにかと面倒に感じていましたが、その手間と面倒さが無くなって思いのほか快適です。
あと昼食といえば、空腹のイライラ。
仕事していて昼の11時ころになると、お腹が空いてイライラして機嫌が悪くなったりしていましたが、それが無くなりました。
体重が減ったことも有るのでしょうが、とにかく、疲れにくくなりましたね。前は歩くとすぐに足の裏が痛くなったものでしたが、それも無くなりました。
この足の裏の痛みが、またイライラを増幅させるんですよね。
歩ける距離も伸びて、以前はせいぜい1km歩くのがやっとだったのが、今は5kmくらい歩いても平気に。
睡眠時間が短くて済むようになりました。
食べ物を消化するって意外と体に負担をかけるようで、体を休めるためにそれだけ多くの睡眠が必要になります。
その負担が少なくなった分、睡眠時間が少なくて済むようにもなりました。
私が普段食べているもの
では、一日一食で食べる、その一食分の量が多くて三食分に相当するのではないか?
そんな疑問を抱くかも知れませんが、決して、そんなことはありません。
私が普段食べているものは次の通り。
- プレーンヨーグルト100g
- 豚バラ肉100gまたはゆで卵2個
- キャベツの千切り山盛り
- 豆乳1リットル
- MCTオイルまたはココナッツオイル5〜10cc
- おやつとしてチーズ、ナッツを適量
とこんな感じです。
食べるのを忘れて豆乳とプレーンヨーグルトとMCTオイルだけで過ごすこともあります。
豆乳は一度に一気に飲むのではなく、朝、昼、晩などにMCTオイルやココナッツオイルを入れて飲みます。
これが一日の食事量です。そんなに多く食べてませんね。
どうすれば一日一食で済むようになるのか、それは炭水化物(糖質)を摂らないこと
お腹が空くのはなぜ?
人間のお腹が空く原因は何だと思いますか?
それは、血糖値が上下変動することにあります。
食事によって血糖値が上がったときに膵臓から出るインスリンの働きによって、血糖値が下がります。
血糖値が急激に下がった時に、お腹が空いたと感じるのです。
では、血糖値を上下変動させないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、食事で炭水化物(糖質)を摂らないことです。
血糖値を上げるのは炭水化物(糖質)だけ。
炭水化物(糖質)を摂らなければ血糖値が上がりません。
一日一食へ移行するのに最も大切なたった一つのコツ
炭水化物(糖質)を摂らないで血糖値を上下変動させなければ、それだけで一日一食へ移行できます。
空腹が感じられないようになるのですから。
ただ、多くの方がダイエットにチャレンジして失敗するのもココ。
単に炭水化物(糖質)を抜いてしまうこと。
これではダメです。
明らかにエネルギー不足になって空腹に耐えられず、こんなダイエットは続きません。
さて、ここで、一日一食になるために最も大切なコツはこれです。
ということ。たったそれだけ。
そうやって、体が2重の炭水化物依存になっている状態から脱却させるのです。
2重の炭水化物依存とは?
2重の炭水化物依存とは一体なんなのでしょうか?
まず、炭水化物(糖質)には中毒性が有るということです。
一説によると、炭水化物(糖質)にはコカインと同じような中毒性がある、とのことです。
そしてふたつ目。
炭水化物(糖質)の多くは主食というだけあって、普段私達は食事から摂るエネルギーのうちの50〜60%を炭水化物(糖質)でまかなっています。
しかし、炭水化物(糖質)がブドウ糖→グリコーゲンとなって肝臓や筋肉に蓄えられている量が約12時間分しか無いため、炭水化物(糖質)を常に体に供給しなければならない体質になっているのです。
一日三食、しかも炭水化物(糖質)で50〜60%も占めるのであれば、常に炭水化物(糖質)が体に供給されるので、蓄えられた中性脂肪がエネルギーとして使われる出番がありません。
しかも、炭水化物(糖質)がエネルギーとして使われなかった場合、中性脂肪に合成されて体に蓄えられてしまいます。まるでいいとこ無しです。
2重の炭水化物依存から脱却するには?
この2重の炭水化物依存から体を脱却させることが出来れば、空腹を感じずに一日一食で過ごすことが出来るようになるのです。
脱却方法とは?
さっき言ったとおり。
それだけです。
そうすると血糖値の上下変動が無くなり、次第にお腹が空かなくなってきます。
空腹を感じにくくなってきたら、一日二食へ。それにも慣れてきたら一日一食へ移行すればいいのです。
すると次第に、炭水化物(糖質)の供給で体のエネルギーをまかなっている状態から、体に蓄えられた中性脂肪を分解してエネルギーをまかなう体質へ移行していきます。
炭水化物(糖質)を摂らなくて本当に大丈夫?
炭水化物(糖質)を摂らないという立場に対して、次のような反論があります。
しかし、2つの点で反論できます。
- 人間の脳はブドウ糖以外にもケトン体をエネルギーに出来ること
- 肝臓がタンパク質から糖新生をして必要なブドウ糖を作り出すこと
中性脂肪を分解してエネルギーにする際にもブドウ糖が必要です。
しかし、そのブドウ糖も枯渇した場合、肝臓が脂肪酸(中性脂肪を分解してできる)からケトン体というものを作り出します。
これは人間の脳のエネルギーとしても使われます。
また、赤血球など、ブドウ糖しかエネルギーに出来ないものも人間の体の中にあります。
それに必要な分は、肝臓がタンパク質を分解してブドウ糖をつくりだします。
これを糖新生と言います。
この糖新生のメカニズムに対して、
という反論があります。
だからこうするのです。
炭水化物(糖質)を抜いた分、タンパク質をたくさん摂ることで、糖新生に必要なタンパク質も供給してやればいいのです。
まとめ
わたしもはじめは一日一食なんて自分には決して出来ないと思っていましたが、ここで紹介したコツを実践することによって一日三食から一日一食へと移行することが出来ました。
いや、一日一食にしたかった、のではなくて、自然に一日一食になってしまった、というのが正しいです。
炭水化物(糖質)を摂らないようにしていたら勝手に一日一食になってしまったのです。
おかげさまで半年前までは91kgあった体重が今は74kgです。17kgの減量です。
ダイエットしたい方、食費を減らしたい方、仕事で昼食時間が不規則で空腹に困っている方。
様々な理由で一日一食に興味がある方がいらっしゃると思いますが、今回ご紹介したコツを参考にしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
それでは。