こんにちは。
いざダイエットをしようと決心しても、世の中にはいろんなダイエット方法があふれていて、どの方法でダイエットしていいか迷いますよね。
私もそうでした。
結果的に、お金を払ってでも確実に痩せられるのであればと思い、肥満外来クリニックに通うことにしたところ、そこで糖質制限に出会い、4ヶ月で15kgダイエットに成功しました。
糖質制限に出会った過程はこちら。
しかし、それ以外にも、いくつか有力と思われるダイエット方法もありました。
実際には採用しませんでしたが、それなりに根拠がしっかりしていて効果があるのではないか、と思ったダイエット方法を今回、ご紹介します。
さば缶ダイエット
鯖缶を毎日食べるというダイエット法です。
鯖缶に含まれるEPAがやせるホルモンのGLP-1の分泌を促し、インスリンの分泌を刺激し、血糖値の上昇を抑えたり、満腹中枢に働きかけて食事の量が少なくなるのだそうです。
鯖缶をよく食べる人の体を調べるとGLP-1が大量に分泌されているのだとか。
ただ、以外な落とし穴がありました。
ところが、体内では、DPP-4(Dipeptidyl-Peptidase-4)というGLP-1を分解する酵素も同時に働きます。そのためインクレチン作用がGLP-1の分泌後、わずか数分以内で低下してしまいます。そのため、有効な作用が短時間で消失してしまうわけです。
DPP-4という酵素の働きによってGLP-1が数分という短時間で分解されるので、GLP-1の効果は限定的といえるようです。
また、鯖のみそ煮缶の場合注意が必要で、製品にもよりますが、1缶あたり10g以上の糖質を含むものもあるので、糖質制限的にはNGになります。ただ、低糖質な鯖の水煮缶などはOKです。
ということで、このダイエット法、私は採用しませんでした。
鯖のみそ煮は好きだけど、鯖の水煮缶が苦手だったので(小声)・・・。
8時間ダイエット
一日のうちの食事を摂る時間を8時間以内に抑え、腸を休めることにより、ダイエットにつながるというダイエット法です。
腸を休めることがダイエットにいいかどうかはよく分かりません。笑
しかし、食事を摂る時間を制限することで血糖値が上がる時間帯が減り、その分肝臓が脂肪を分解したり、糖新生をしたりする時間が増えることにより体脂肪が減る効果はあるでしょう。
糖新生とは、体のブドウ糖が足りなくなると肝臓がブドウ糖を作り出すことをいいます。
糖質制限をしていれば血糖値が上昇しにくいので、食事中でも糖新生が起こるので、8時間ダイエットと同じような効果になるはずです。
また、糖質制限で空腹を感じにくくなったため一日一食または二食に落ち着いたので、結果として8時間ダイエットと同じような時間帯で食事ができるようになりました。
ゆで卵ダイエット
一日三食ゆで卵だけ食べる、というダイエット法。笑
テレビで元プロ野球選手の元木大介さんがやっていたのを見たことがあります。
卵は従来コレステロールが多いため一日一個までという制限がありました。
しかし2015年に厚生労働省が食事からのコレステロール摂取量の上限を撤廃しました。
そのため卵は一日何個でも食べていいということに。
ゆで卵は糖質がほとんど無いため、糖質制限的には食べてもいい食材です。
私は糖質制限のある一時期、一日一食、ゆで卵2〜3個だけ食べるというだけの時期がありました。
しかし次のデメリットが。
- 便秘になる
- おならがくさい
- 便の出が悪くて気持ち悪い
- 卵自体飽きる
また、この時期、体調崩して抗生物質のレボフロキサンシンを服用したところ、副作用で蕁麻疹に見舞われました。
蕁麻疹の詳しい経緯についてはこちらも。
たしかに、ゆで卵はほとんど糖質を含みませんし、完全食品と言われたりして人間に必要な栄養素が全て含まれているといいます。
体重も減りました。
しかし、腸内環境が悪くなって、便秘、おなら、蕁麻疹というデメリットも大きかったです。
ということで、ゆで卵ダイエット、体重は減るかもしれませんが、便やおならの具合が悪くなるので、決しておすすめできるものではありません。
まとめ
糖質制限でダイエットする際でも、他のダイエット法のいいところを取り入れていくことは可能なのではないでしょうか。
私は結果的に糖質制限をしながら8時間ダイエットを取り入れていました。
鯖缶ダイエットも、鯖のみそ煮缶ではなく鯖の水煮缶であればいいでしょう。
ゆで卵ダイエットは、まあ、ほどほどに。笑
いろんなダイエット法がある中で、ひとつのやり方に固執すること無く、それぞれのダイエット法の根拠を調べて、いいところは取り入れ、よりダイエット効果を高めることができるといいですね。
このサイトでは糖質制限を中心に取り上げていますが、他のダイエット方法や他の健康方法にも、その根拠が正しいものであるのであれば、いいところを取り入れたりして寛容な態度でありたいものです。
この記事を読んでくださった方のご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
ではまた。