糖質制限でダイエットすると筋肉が減ってリバウンドしやすくなる、という意見があります。
糖質制限ダイエットを始めて7ヶ月。
筋肉量は一体どうなったのか、筋肉量をはかることができる体重計の結果をお見せします。
なお、この間、ウォーキングは一日2〜5kmしていますが、その他に筋トレなどはほとんどしていません。
あいにく、ダイエットを始めてから2ヶ月経過してからだけしか筋肉量を測っていないため、5ヶ月分のデータになってしまいますが、この点、ご了承ください。
5ヶ月間の体重、体脂肪率、筋肉量
2017年2月から7月までの体重を見てみましょう。
5ヶ月で10.4kgの減です。
体脂肪率はどうでしょう。
28..5%から22.2%。6.3ポイント減です。
さて、筋肉量です。
56.5kgから53.8kg。2.7kgの減です。
筋肉量は減っていた。しかし、体重に対する割合でみると・・・
たしかに筋肉量は2.7kg減りました。
しかし、体重が10.4kg減っていましたから、体重に対する筋肉の占める割合で見ると、
2017年2月が67.8%、 2017年7月が73.8%で、6.0ポイント増えたことになります。
一方、体脂肪率から推定される体脂肪の量は、
2017年2月が23.7kg、 2017年7月が16.2kg、7.5kg減っていました。
数字をまとめてみます。
2017年2月 | 2017年7月 | 増減 | |
体重 | 83.3kg | 72.9kg | -10.4kg |
体脂肪量 | 23.7kg | 16.2kg | -7.5kg |
体脂肪率 | 28.5% | 22.2% | -6.3ポイント |
筋肉量 | 56.5kg | 53.8kg | -2.7kg |
筋肉率 | 67.8% | 73.8% | +6.0ポイント |
問題は、筋肉が2.7kg減っているのをどう評価するか?です。
この結果をもって、筋肉が減っているからけしからん、という主張をする方もいるでしょう。
しかし、減少した体脂肪の量と筋肉量を割合を見ると
筋肉1kg減ったのに対して体脂肪2.78kg減ったことを示します。
筋肉が減ったことよりも、体脂肪が減ったことを評価すべきなんじゃないですかね?
まとめ
確かにダイエットして筋肉量は減っていました。
しかしそれ以上に体脂肪が減っていたことを重視してもいいんじゃないでしょうか?
単純に筋肉が減るからダメだ、とかではなくて、
脂肪の増減÷筋肉の増減
を計算することによって、ダイエットが正しいかどうか、より正しく評価できるのではないでしょうか?
それでは。